【ブラジル各地で反政権デモ】
五輪開幕が迫るリオデジャネイロなどブラジル全国各地で7月31日、弾劾手続きで停職中のルセフ大統領の辞任を要求するデモが行われた。
ブラジルでは政治混乱や経済低迷に対する不満が高まっており、巨額の公費を投じた五輪開催への反発も多く聞かれた。
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ソース:デイリースポーツ
記事元:【国際】ブラジル各地で反政権デモ…五輪開催が迫る
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◆省長の発言に猛反発
「陸昊(りくこう)(黒竜江省長)は嘘つきだ」「共産党は金を返せ」
米国に本部を置く中国語ニュースサイト「博訊」などによると、中露国境に位置する黒竜江省双鴨山(そうおうざん)市で9日から数日間、国有企業「双鴨山鉱業集団」の炭鉱労働者や家族らが街頭で抗議活動を展開した。
双鴨山鉱業集団では2014年以降、賃金の一部未払いや遅延が発生。6日に全人代で陸昊省長(48)が「賃金の未払いはまったくない」と発言したことが、労働者の怒りに火を付けたとされる。
あるデモ参加者は英紙フィナンシャル・タイムズに「陸昊は全人代で、黒竜江省の8万人の炭鉱労働者に対する賃金の未払いはないといったが、われわれは4カ月間も賃金を受け取ってない」と語った。地元当局はデモに対して数千人の警官を派遣、多数の労働者が拘束されたもようだ。
事態を重く見た陸省長は12日、賃金未払いについて「誤った情報を伝えられていた」と前言を撤回し、未払い分の早急な支払いを約束。15日までに少なくとも1月分の給与が支払われたという。
◆政治的ジレンマ直面
香港を拠点に中国本土の労働環境を監視している非営利団体「中国労工通訊」によると、2015年に発生した労働者のデモやストライキは2774件で、前年(1379件)に比べ倍増した。
ここ数カ月は特に増加傾向が顕著で、昨年12月1日から今年2月8日までに発生したストライキなどは1050件に上り、このうち9割が賃金の未払いに関連したものだったという。
こうした労働争議は工場労働者が多い広東省をはじめ、河南省や山東省、河北省などで集中的に発生している。
これらのデモのほとんどが私営企業の労働者によるものだったのに対して、黒竜江省のデモは国有企業の労働者が立ち上がったという点でも異質だ。
インターナショナル・ニューヨーク・タイムズは、「習政権が国有企業の大規模なダウンサイジングを考慮しているのと時を同じくして労働者のデモがわき起こった」と指摘。
資本主義を取り入れつつも社会主義者として「労働者の守護者」を標榜してきた共産党が、「政治的なジレンマ」に直面していると指摘している。
◆「ゾンビ企業」にメス
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ソース:産経ニュース
記事元:【中国】中国でデモやストライキが深刻化 黒竜江省で炭鉱労働者数万人が「共産党はカネ返せ!」 石炭・鉄鋼不況はますます… [H28/4/1]