ブータン

【 ブータン 】 「ドラッグ? みんなやってるよ」  ”幸福の国”ブータンで広がる薬物汚染

1 : 目潰し(東京都)@\(^o^)/:2015/09/29(火) 19:17:03.77 ID:RwmQoHeG0●.net
【「幸福の国」ブータンで異変 広がる薬物汚染の実態】

 「幸福の国」と呼ばれるブータン。今、深刻な薬物汚染に揺れている。今年の薬物事犯の逮捕者は2年前に比べて倍の1000人を超えるペースだ。中には14歳から薬物を使用する若者もいる。

 2011年にはNGO団体が設立され、ドラッグ中毒者の社会復帰支援に努めるが、薬物に手を染める若者は増す一方だ。

 その背景には若者の高い失業率がある。さらには、インドと国境を接するブータン独自の事情も汚染拡大に拍車をかけていた。

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◆「ドラッグ? みんなやってるよ」

 20代のドラッグ常習者の男性は語る。
「ドラッグはタブレット型の合成麻薬で種類はスピードとか色々。値段は1ケース150ヌルタム(267円)。最近は値上がりして250ヌルタム(445円)くらいかな。知り合いから買うんだけど、そいつはインドから持ち込んで来るらしいよ」

 ブータンの都市部で働く公務員や民間企業の社員の平均月収は2~3万円ほどだ。彼らにとってドラッグはけっして安い買い物ではない。

 そもそもブータンではタバコの販売さえ許されていないのだ。とりわけドラッグに対する罰則は重く、使用・所持が発覚すれば3カ月の懲役、販売すれば6年から9年の懲役が課せられる。
だが、規制をかけても薬物汚染は止まらない。

 全国に7カ所設置しているドラッグやアルコール中毒者専用の救急医療施設「Drop in Center」では深夜になると顔面蒼白で口から泡を吹き出した若者たちが担ぎ込まれる光景がよく見られる。
ブータン麻薬取締局によれば過去数年間で約6300人が薬物が原因で医療機関を訪れているという。

 ドラッグのほとんどは、隣国・インドから持ち込まれる。中国と国境問題を有するブータンは、もう一方の強国であるインドを頼り、同盟関係を結んだ。だが、こうした緊密な関係は、ドラッグ監視の目がゆるくなるという結果を招いた。
事実、ブータンとインドの間は身分証明証さえあれば、通行は自由化されている。


◆「社会復帰のめどさえ立てば……」

(略)


◆「若者たちを救いたい」

(略)


◆好景気でもなぜ仕事が無い?

 だが、近年、ティンプー郊外ではマンションの建設ラッシュが続いており、仕事自体は選ばなければある。ただ、経済成長とともに大学進学率が上昇し、若者たちは公務員などのホワイトカラーの仕事を望むようになった。農業や建設現場での仕事は3Kとして敬遠されてしまう。

 国際協力機構(JICA)でブータンの援助計画を策定している須原靖博さんはこう分析する。
「ドラッグ問題を解決するには、若年層の高い失業率への対策が不可欠です。 たとえば、ブータンの農家は大半がコメ農家ですが、より収入の高い作物に切り替えて、収入が向上すれば、 農業従事者も増加し、雇用も安定するでしょう。」


◆「ただ、刺激が欲しかった」

(以下略)


ソース:YAHOO!ニュース (動画有り)
記事元:「ドラッグ?みんなやってるよ」 ブータンで異変 薬物が蔓延し違う意味での「幸福の国」に


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【ブータン】 封建時代から一気に現代へ ブータンを変える携帯電話

1 :兄者P提督◆oVQwBwg15o :2014/04/20(日)17:33:40 ID:kp9Oh81qk
封建時代から一気に現代へ、ブータンを変える携帯電話

 【4月20日 AFP】 「最後の理想郷」として知られるヒマラヤの秘境、ブータン。隔週発行のオンライン紙「ブータニーズ(Bhutanese)」の編集者テンジン・ラムサン(Tenzing Lamsang)さんは首都ティンプーのオフィスで、携帯電話技術の劇的な影響について考えをめぐらせながら語る。
「ブータンは封建時代から現代へ飛躍している。工業化の過程を飛び越えてしまった」

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 世界で最後にテレビが導入された国、発展の指標として「国民総幸福量」(Gross National Happiness、GNH)を採用している国といったイメージが強いブータンには、携帯電話技術を拒むことが期待されていたのかもしれない。だが、携帯普及のスピードは速い。

(以下、スレ省略分)

ブータンの人口は75万人で、その大半は地方部に住んでいる。しかし、2つの携帯電話会社の加入者は55万人に上っている。
2012年の公式統計によると、12万人超が何らかの携帯電話回線を通じたインターネット契約を結んでいる。

 電気の世帯普及率は、テレビ放送が開始された1999年の時点で25%以下だったが、その後の水力発電への大規模な投資で現在はほぼ100%となっている。

 国民の生活様式の急激な変化は、政治体制の劇的な変化と重なっている。2008年に絶対王政から立憲君主制に移行し、初の民主的な選挙が行われた。
13年には2度目の国民議会(下院)選が行われ、官僚出身でカリスマ性のあるツェリン・トブゲイ氏が首相に就任した。


■携帯電話、10年で急激に普及

 トブゲイ首相はAFPの最近のインタビューで「技術は破壊をもたらすものではない。ブータンの繁栄に貢献し得るものだ。携帯電話が導入されたのは10年前だが、わが国はそれを非常にうまく採用し、今ではほとんど全ての国民が携帯電話を持っている」と話した。

 トブゲイ首相は、民主主義が芽生えたばかりのブータンで、政府がさまざまな問題に対する認識を高める手段としてソーシャル・メディアが重要で積極的な役割を果たしたと指摘した。トブゲイ首相のフェイスブックは2万5000人を超える人からフォローされている。ラムサン氏によると、ブータン国内のフェイスブックユーザーは8万人で、その数は日ごとに増えているという。

 ブータンでは家にインターネットの回線がある家庭はまだ少なく、インターネットカフェは急激に増えた。あるインターネットカフェの従業員によると、最も利用者が多いのは学生が試験の結果を確認したり、オンラインで授業の履修登録をしたりする時期だという。
この従業員は「スマートフォンが増えると、うちのお客さんが減るのではないかと少し心配です」と話した。

 ブータン南部サムツェの高校生スラジ・ビシュワさん(18)はスマートフォンは完全に生活の一部になっていると言う。
「スマートフォンでインターネットに接続して、フェイスブックを使ったり、写真を編集したりできます。フェイスブックは外国の友達や親戚と連絡を取るのに使っています。例えば、私はネパールにいとこがいるんですが、インターネットとフェイスブックがなければその子たちと連絡が取れません」


ソース:AFP BB NEWS
記事元:【国際】封建時代から一気に現代へ、ブータンを変える携帯電話[4/20]


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【ブータン】 国民、中国接近にNO! を突き付け政権交代 「中国への接近が対インド関係を後退させた」

1 :アヘ顔ダブルピースφ ★:2013/07/14(日) 08:00:42.11 ID:???0
【「幸せの国」で政権交代へ 野党、総選挙で勝利 対中接近批判で躍進】

 【ニューデリー=岩田智雄】 ヒマラヤ山脈の国ブータンで13日、国民議会(下院、定数47)の任期満了に伴う総選挙が行われた。
即日開票され、選挙管理委員会の集計によれば、野党国民民主党が32議席を獲得して与党ブータン調和党(15議席)を破り、政権を奪取した。

 民主党は、調和党政権の中国への接近が対インド関係を後退させたと批判し躍進した。
新首相には民主党のトブゲイ党首(47)が就任するとみられる。
有権者は約38万人。選管によると、投票率は66%だった。

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ブータン・ティンプーの投票所で、順番を待つ有権者

 ブータンでは投票直前の今月初め、家庭用ガスのインドによる補助金が廃止され、価格が2倍以上に急騰した。有権者の間では、調和党政権の対中接近にインドが懸念を強めたことが、補助金廃止につながったとの見方が広がっていた。

 対中接近が指摘されたきっかけは、昨年6月にブラジルで行われたティンレイ首相(当時)と中国の温家宝首相(同)の会談で、両者は外交関係樹立を目指すと報じられた。
秋には郵政公社が中国製バス15台を調達した。


 これに対し民主党は、最大の支援国インドとの関係が後退したと主張。
またブータンでは農村から都市へ移住した若者の失業が社会問題化しており、調和党の雇用政策も批判していた。

 ブータンでは5年前に初の総選挙が行われ、王政から立憲君主制に移行した。今回2度目の総選挙で政権交代が実現する。前回は調和党が45議席を獲得し、2議席の民主党に圧勝した。


関連:2012/6/22 【中国】ブータン首相と会談、国交樹立・国境画定を希望 (当サイト)
関連:2013/7/11 【ブータン】 存在感増す中国、後ろ盾インドは後退 大国の狭間で揺れるブータン (当サイト)


ソース:産経ニュース
記事元:【国際】ブータン、政権交代へ 野党、総選挙で勝利 中国への接近がインド関係を後退させたとの批判で躍進


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【ブータン】 存在感増す中国、後ろ盾インドは後退 大国の狭間で揺れるブータン

1 :帰って来た仕事コナカッタ元声優 φ ★:2013/07/11(木) 12:53:06.48 ID:???
【大国の狭間で揺れるブータン 存在感増す中国、後ろ盾インドは後退】

 13日に総選挙が行われるブータンが、国境を接する2つの大国、インドと中国の間で揺れている。
中国からの輸入品や観光客が目立ち始める中、伝統的な友好国インドとの関係が後退し、インドの不興を招いているとの批判が国内で起きているからだ。

 ヒマラヤ山脈の小国ブータンは、経済だけでなく財政や安全保障もインドの支援で成り立っている。中国の存在感が国家の安定に影響を与えるのではないか-との懸念が強まりつつある。 (ティンプー 岩田智雄)

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ティンプー市内のバスターミナルで中国製バスを利用する市民ら

 ティンプー市内の市バスターミナル。緑と白に塗り分けられた真新しいバスが往来する。
ブータン郵政公社は昨秋、中国製のバス15台を調達した。
品質と値段を考慮して選定したが、これが野党、国民民主党やメディアから「なぜインド車ではないのか」との批判を浴びることになった。

 昨年6月、ブータンのティンレイ首相(当時)は中国の温家宝首相(同)とブラジルで会談、双方は外交関係樹立を目指すと報じられていた。
ブータン側は報道を否定したものの、バスの購入はその直後だっただけに、両国が接近しているとの印象が強まった。

 ブータンでは今月、インドから輸入している家庭用ガスの値段が2倍以上に値上げされた。インド政府の補助金が廃止されたのが理由で、民主党は「インドとの関係が後退しているからだ」と主張する。
インドの政治評論家、ラメシュ・チョプラ氏は「インドは間違いなく懸念している」と話す。

 ブータンとインドの緊密な関係の構築は、インド独立2年後の1949年にさかのぼる。
ブータンはこの年、旧宗主国・英国との関係を踏襲し、インドの助言に基づいて外交を行う条項を盛り込んだ「友好条約」をインドと締結した。

 しかし、2007年に同条項が廃止され、翌年、王政から立憲君主制へ移行したブータンは外交を多様化させつつある。
ただ、国家財政をインドの支援に頼り、インドへの電力(水力発電)輸出で外貨を稼ぐ状況に変わりはない。輸入元もインドが全体の7~8割を占める。

 一方、インドから見ると、軍事的に対峙する中国との間に位置する「緩衝地帯」に当たるのがブータンだ。
インドは軍事顧問団をブータンに駐留させ、国防費の大半も肩代わりしている。インドはやはり特別な存在なのだ。

 しかし、変化の兆しはある。ブータンではインターネットの解禁やテレビの普及で大量の情報が流入、消費を刺激するとともに、安価な中国製の日用品が店先に並ぶようになっている。

 また、外国人観光客数は昨年、インドとバングラデシュを除くと、(1)日本(16%)(2)米国(14%)(3)中国(9%)の順で、データがある過去11年で中国が日本を抜いたことはない。
ところが、今年は上半期だけで中国が日本を上回った。

 これに対し、ブータンはインドの顔色をうかがい、中国人観光客の受け入れに消極的だ。ある旅行会社は「中国人観光をあまり促進しないよう内々に政府からくぎを刺されている」と打ち明ける。

 中国のチベットでは、ブータンの多数派住民と同じチベット仏教徒が弾圧されており、ティンプーの援助機関関係者は「ブータンには中国への潜在的恐怖心がある」と話す。

 ブータン・タイムズ紙は「インド、ブータン、中国の三角関係の悲劇は、中国がブータンとインドとの間に手早く不信の種をまくことができるということだ」と指摘している。

関連:2013/7/3 【ブータン】 中国との外交「樹立の予定ない」 ブータン前閣僚「国境問題が未解決だ」 (当サイト)


ソース:産経ニュース
記事元:【ブータン】中印の間で揺れるブータン インドの“後ろ盾”後退で中国急接近[07/11]


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【ブータン】 中国との外交「樹立の予定ない」 ブータン前閣僚「国境問題が未解決だ」

1 :ちくわ部φ ★:2013/07/02(火) 20:06:57.01 0
【中国との外交「樹立の予定ない」 ブータン前閣僚「国境問題が未解決」】

 ヒマラヤの国ブータンのジンバ前公共事業定住相は1日、産経新聞のインタビューに応じ、ブータンが隣国、中国との外交関係樹立を目指しているとされる問題について、「メディアの誤報だ」と否定し、「今後も外交関係を結ぶ予定はない」と述べた。

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ブータンのジンバ前公共事業定住相

 現在、正式には認められていない両国間の国境の通行についても、「国境付近の多くはヒマラヤの高地で、通常は通れない。夏のみ通行可能な地点が一部あるものの、今後、(正式な出入国管理事務所を開設する)予定はない」と明言した。
理由について「中国との国境画定問題が解決していないため」としている。

 昨年6月、ブラジルのリオデジャネイロでブータンのティンレイ首相(当時)が中国の温家宝首相(同)と会談し、中国国営新華社通信が、両者が早期に外交関係を樹立し、国境画定を目指すことで一致したと伝えていた。

 ブータンは日本やインドなど約50カ国と外交関係があるが、国連安保理常任理事国5カ国とはいずれも外交関係を結んでいない。
ブータンでは今月13日、下院選が行われる。ジンバ氏所属のブータン調和党の与党の内閣は今年4月に選挙管理内閣に移行している。


ソース:産経ニュース
記事元:【ブータン】前閣僚「中国と外交関係を結ぶ予定はない」


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