1 :のヴぁ◆mRvlk.cFo6 :2014/04/11(金)09:31:35 ID:xBIighG3w
【台湾:議場占拠から24日目 学生らが退去】

 【台北・鈴木玲子】 台湾が中国と昨年6月に調印した「中台サービス貿易協定」の承認に反対して3月中旬から立法院(国会)の議場を占拠していた学生らが24日目の10日、退去した。
運動は一定程度の世論の支持も集め、台湾の一部住民らに広がる対中警戒感を強く印象付けた。

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 「中台サービス貿易協定」は、中台間の医療や金融などサービス分野の市場を相互に開放する内容。馬英九政権は「就業機会が増え、台湾経済に利点が多い」として、協定の早期発効を目指してきた。
しかし、学生側は協定が「密室協議」で内容に問題があると反発。与党・国民党が立法院の委員会での審議を打ち切り、本会議の採決に持ち込もうとしたため、学生らが3月18日夜から議場を占拠していた。

 議場占拠をきっかけに、中国に対する警戒感が国民の間に広がり、運動は急速に拡大。世論調査で学生支持が5割前後に達し、議場占拠も長期化していた。

 世論の圧力を受け、馬政権は学生側の一部要求に応じ、中国と協議を進める際に立法院などが内容を監督する「中台協定監督条例」案を立法院に提出。王金平院長(議長)は学生側に歩み寄る形で条例案成立まで協定審議は進めない意向を示した。
協定審議は長期化する可能性が高く、政権の対中政策の進展にも大きな影響を及ぼしそうだ。

 一方、退去に反対する一部団体が10日、同院敷地内に居座ろうとし、事態が完全に沈静化するか不透明な要素もある。


ソース:毎日jp
記事元:【台湾】議場占拠から24日目 学生らが退去





2
名無しさん :2014/04/11(金)10:14:50 ID:rzLq6pZH7
実質的には学生側の勝利と見ていいのん?

 4名無しさん :2014/04/11(金)11:22:45 ID:21QwGFknn
 >>2

 非暴力を標榜する占拠行為が平和裡に終始したこと自体は輝かしい勝利だとおもう
 当面の目標は「退回服貿」ということなので、そこに主眼を置くと未だ道半ば



1 :これをピンチと言わずして :2014/04/11(金)12:05:30 ID:aqPQhNcqI
【マフィアも乱入! 台湾・学生デモはなぜ起きたのか? 前編】

◆大規模デモを招いた馬英九の密室外交

(中略)

 同協定で自由化される台湾側64分野には金融、医療、食品、生活用品、商店、印刷、出版、新聞、書店といったサービス業全般が含まれる。

 しかし、具体的な条件などは不透明で、巨大な中国資本と中国本土からの労働者の流入によって台湾の中小企業は打撃を被ることにもなりかねず、また、メディアに中国が介入すれば言論の自由が侵害され、ひいては台湾が経済的に中国に呑み込まれる恐れもある。
そのため野党民進党が猛反発したのだ。

≪中略≫

◆日当500元(約2000円)で雇われたマフィアが乱入

 23日夜には行政院に押しかけた学生らを排除するため、警官隊が放水や警棒で殴打するなどの暴力的な鎮圧を行い、負傷者が多数出る流血事件が発生。これが結果として台湾の国民の怒りに火をつけることとなった。

 こうした一連の流れを受けて、ニューヨークなどでも台湾人達がデモを行い、本国の学生達にエールを送った。
あまり報道されていないのだが、もちろん日本でもこれに呼応する抗議デモが起きた。3月26日に「頑張れ日本!全国行動委員会」や「台湾研究フォーラム」などの団体が呼びかけて都内の台北経済文化代表処(台湾大使館に相当)前で行われ、支援者約300人が参加した。

 3月30日には学生たちの呼びかけで台北市中心部にある総統府前のケタガラン大道に主催者発表で50万人を超える学生と市民が大集結。
黒シャツをまとい運動のシンボルであるひまわりの花を携えて台湾全国から集まった民衆は、「サービス貿易協定を撤回せよ」「台湾の民主を守れ」のシュプレヒコールを挙げた。
この日は日本や香港、アメリカなど世界16カ国49都市でも台湾人留学生が集会を行ったのである。


 ただでさえ紛糾しているこの異常事態に拍車を掛けたのは台湾マフィア・竹聯幇だ。その有力者が学生排除に乗り出すというありえない事態に発展してしまったのである。

 3月31日、台湾マフィア・竹聯幇の有力者で中華統一促進党総裁の張安楽が国民党関係者や労働組合幹部とともに台湾労工福利聯盟名で記者会見を開き、「学生の手から立法院を取り戻す」ため4月1日に2000人を動員して立法院突入デモを決行すると気炎を吐いたである。

 このデモを呼びかけた張安楽は「白狼」の異名をもち、要注意人物として台湾では知られた名前である。
張は麻薬密輸の罪で米国で服役後、指名手配を受けて中国に逃亡。実に17年間の逃亡生活の末、中国籍を取得して昨年6月に台湾へ戻ってきた曰く付きの人物なのだ。
現在は保釈金を支払って保釈中の身の上、中国籍であり犯罪者でもある人物の政治活動を野放しにしたことで馬政権に対する批判がさらに高まってしまったのである。

 さらに張率いる協定賛成派のデモは、一人当たり500元(約2000円)の日当で動員していることがフェイスブックで事前に発覚。
当日は警官隊も増員され厳戒態勢が敷かれたものの、実際には400人程度しか集まらなかったという間の抜けた結果に……。おまけに現地で失笑を招いたのは、白狼の発言だ。

 学生や支援者から「ヤクザは帰れ!」などと野次られて頭に血が上った白狼は「“中国人”の風上にもおけんヤツらめ!」や「お前たちは中国にとって不要な存在」と口走ってしまったため、ネットで「俺たち、台湾人だけど?」や「頭おかしいんじゃないか。中国へ帰れば?」とツッコミを入れられる始末。
だが、台湾在住作家の片倉佳史氏はこのような憂慮も吐露した。

 「運動に参加する学生の約30~40%は女子学生。ヤクザの登場で心配になった親たちが子供たちを運動から引き離そうとする可能性もある。これは明らかに運動を分断しようとの攪乱工作なのです」

 当初強硬姿勢を見せていた馬英九総統は、学生支持の世論の高まりを受けて委員会審議を延長再開することを決めたが、「同協定は撤回しない」との強硬姿勢を崩さず、野党の猛反撥を受けて審議の進行が難航している。

 行政院(内閣)で3日、「台湾・中国大陸間取り決めに関する処理および監督条例」草案が閣議決定されたが、学生達は「形式的なもの」として反撥。
6日には王金平立法院長が突如立法院を訪問して学生と対話し、事前監督制度の法制化を急ぎ、それまでは同協定の承認手続きを進めないとの考えを伝え、立法院からの退去を求めた。

 支持率が10%前後に落ち込んでいる馬英九総統は、かなり切迫した状況にある上に中国からの猛烈な圧力がかかっており、同協定を何が何でも死守しようとの意向だ。

 馬英九総統が所属する国民党は本来、反中国共産党、大陸反攻を党是としてきたが、近年では大国化する中国と経済交流を進め、蜜月関係を築いてきた。
また、中国に投資する台商(在中国台湾ビジネスマン)や資本力のある大企業は中台間の経済交流を促進させたいため、馬政権を支持し今回のサービス貿易協定にも賛成している。

 だが、台湾製造業の空洞化と中国への経済依存が高まる中、一般国民は給料も上がらない上に、中国人投資家を見据えた豪華マンション乱建設による不動産価格の高騰の一方で、家も買えない状況にある。

 さらに最近、ロシアがクリミア半島を「住民投票」の手段によって併合したことを真似て、習近平も台湾併合の魔の手を伸ばしてくる危険を、台湾人は本能的に察知しているのであろう。

(以下略)


ソース:日刊SPA!
記事元:【SPA】 マフィアも乱入! 台湾・学生デモはなぜ起きたのか? [04/10]



3
名無しさん :2014/04/11(金)12:06:54 ID:KfEUXXoRY
中国共産党が嫌われてっからだよ。分かるだろ、そんくらい。

4
名無しさん :2014/04/11(金)12:11:06 ID:A94EF8Lju
「俺たち、台湾人だけど?」にワロタ

5
名無しさん :2014/04/11(金)13:05:40 ID:pZRtmUZJC
>「俺たち、台湾人だけど?」や
>「頭おかしいんじゃないか。中国へ帰れば?」

ワロタwww
確かに台湾人は中国人じゃないわなw

デモと占拠の原因はどう考えても馬と中共が原因でしょ


 6
忍法帖【Lv=38,くさったしたい】 :2014/04/11(金)13:20:12 ID:0Fb5M2Zfj
 >>5

 あと優柔不断なアメリカね
 国民党を支持し大陸で共産党に負けたときに、台湾に逃がしておきながら、
 対ソ連情勢やなんやかやで中共と手を結び、台湾を中途半端な立ち位置に追いやった
 このことで逆に台湾には「自分達は台湾人である」という強い意識が芽生えてしまった

 そして今回、不用意に台湾不要論とか出してしまったわけで
 このままではアメリカによって中国に売り飛ばされる!となれば当然こうなるわな



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