1 :伊勢うどんφ ★:2013/11/07(木) 19:49:47.94 ID:???
【「サウジアラビアがパキスタンで核兵器を備蓄」BBC報道】

 これはオバマ米大統領に対するサウジアラビアの警告なのか、それとも「中東核武装ドミノ」の序章なのか。

 7、8両日にジュネーブで再開されるイラン核開発をめぐる6カ国協議を前に、英BBC
放送の深夜報道番組ニューズナイトが6日、北大西洋条約機構(NATO)高官の話として、サウジアラビアのためにパキスタンで製造された核兵器がいつでも引き渡せる状態にあると報じた。

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 パキスタン側は「根拠がない」と全面否定。サウジ側は「わが国は核拡散防止条約(NPT)に署名しており、中東の非核化に向け尽力している」と述べる一方で、核武装するイスラエル、核開発を進めるイランを念頭に「国連は中東の非核化に失敗した。だからサウジは国連安全保障理事会の非常任理事国入りを拒否した」と非難した。

 しかし、パキスタンで製造された核兵器がいつでもサウジに引き渡せるという報道内容については否定しなかった。
サウジがこれまでパキスタンの核兵器開発を金銭的に支援してきたことはよく知られている。

 イスラエルの前軍情報機関トップは先月、スウェーデンで開かれた国際会議で「サウジはすでにパキスタンにお金を支払っている。イランが核兵器を保有すれば、サウジは1カ月も待たない。すぐにパキスタンに行って、核兵器を引き渡すよう要求する」と指摘した。


 親米国だったサウジの情報機関トップ、バンダル王子は先月、米国との関係を見直すと欧州の外交官に伝えたと報じられた。
シリアへの軍事介入を見送り、同国のアサド政権の背後にいるイランの核開発をめぐっても柔軟な対応を示し始めたオバマ大統領にサウジは不信感を強めている。

 サウジにとっては、オバマ大統領が米国の盟友だったエジプトのムバラク大統領をあっさり見限ったことが信じられなかったといわれている。
イスラム原理主義組織ムスリム同胞団が中東で勢力を拡大し、王制打倒に動くことを警戒するサウジは米国に代わってエジプト軍部を支援している。

 米国とサウジの間が冷え込む中、米国務省高官は6日、「イランによるウラン濃縮活動の拡大を防ぐための初期的な措置で合意できれば、限定的に経済制裁の緩和に応じる用意はある」と発言した。
オバマ政権がイランのロウハニ政権との対話を始めて以降、経済制裁の緩和を口にするのは初めてのことである。

 イランの核開発に対しオバマ大統領が制裁を緩めることを恐れるサウジはBBCを通じて「イランが核兵器保有に向けた動きを止めなければ、サウジは即座にパキスタンにある核兵器を取り寄せる」という警告を発したのかもしれない。

 イランがイスラム教シーア派の雄なら、サウジはスンニ派の雄である。
シリア内戦でもイランがアサド政権を支援すれば、サウジは反政府勢力側につく。米露両国がシリアの化学兵器全廃で合意したものの、サウジの目にはオバマ大統領がアサド大統領の延命に同意したとしか映らない。

 米国がイラクのサダム・フセイン政権を打倒し、シーア派政権が誕生したことで中東におけるスンニ派の勢力は弱まった。
さらに米国がシェールガスの開発を進めて中東依存を下げ、アジアに軸足を置こうとしていることも産油国のサウジは快く思っていないといわれている。

 イランが核兵器を保有するなら、サウジは座視するわけにはいかない。
そのためにサウジの国防相は1999年と2002年にパキスタンの核開発研究所を訪れ、防衛関係を緊密化してきた。

 イランの核開発に対するサウジの選択肢は3つある。
(1)自らも核兵器保有国になる
(2)米国など他の国の核兵器に依存する
(3)中東の非核化を信じることだ。
しかし、イランの核開発が進むにつれ、サウジは核兵器保有という方向に大きく傾いていることを何度も米国に伝えてきた。

 サウジは中国製弾道ミサイルの発射基地を拡大していることが今年7月、衛星写真で確認されている。さらに、パキスタンが核弾頭を搭載できる移動式弾道ミサイルをサウジに引き渡したといううわさも流れた。

 イランはその気になればいつでも核兵器を製造できるレベルまで濃縮ウランを蓄積するのが狙いではないかとみられている。
これに対してサウジはいつでも配備できる核兵器をパキスタンに置いておくことでバランスをとろうとしているとみることができるだろう。


 一方、パキスタンも実際に核兵器をサウジに引き渡せば、世界銀行など国際社会からの支援を打ち切られる恐れがある。
このため、サウジの核兵器を保管する形になっている現状が一番ありがたいという見方も成り立つ。

 オバマ大統領がシリアに続いてイランに対しても柔軟な対応を取り始めたことに、サウジだけでなく、イスラエルもフラストレーションをため込んでいる。
一貫性を欠くオバマ外交が複雑な中東情勢をさらに混乱に陥れる恐れは十分にある。



ソース:BLOGOS
記事元:【サウジ】「サウジアラビアがパキスタンで核兵器を備蓄」BBC報道[13/11/07]





5 :七つの海の名無しさん:2013/11/07(木) 19:57:20.29 ID:PqQsno9e
なかなか面白い話だな(ニヤリ
他のソースも一応

Saudi nuclear weapons 'on order' from Pakistan (BBC)



8 :七つの海の名無しさん:2013/11/07(木) 19:58:28.20 ID:Hb3FVeHs
まあこうなるわな

4 :七つの海の名無しさん:2013/11/07(木) 19:56:33.40 ID:F00TzJRG
イスラエルが持ってるんだからサウジも持ちたいわな

9 :七つの海の名無しさん:2013/11/07(木) 19:59:14.48 ID:2ah/LtFo
サウジアラビア(スンニ派) vs イラン(シーア派)

7 :名無しさん:2013/11/07(木) 19:58:19.05 ID:o+XTkJGF
まだまだ威力的ではないが

3 :七つの海の名無しさん:2013/11/07(木) 19:55:53.12 ID:RYua5xke
サウジアラビア終了か 
アメリカ軍によるサウジアラビア王族皆殺し作戦が始まる

14 :七つの海の名無しさん:2013/11/07(木) 20:13:50.48 ID:kQVGBUKs
親米だから独裁が許されてたのにね
アメリカも金がないから、内向きになりつつあるし


10 :七つの海の名無しさん:2013/11/07(木) 20:00:21.68 ID:tCUJBzML
アングロサクチョンと不和になれば何処からともなく不利な情報が出てくる件

11 :七つの海の名無しさん:2013/11/07(木) 20:04:15.89 ID:HjcYglpj
サウジが反米になったら中東情勢はもうとんでもないことになる。

まあ、人権問題山積のサウジだから
アメリカはその点でサウジをいくらでも攻撃可能だし、アメリカが有利だけどね


19 :七つの海の名無しさん:2013/11/07(木) 20:53:38.15 ID:vRQ7wDlE
アメがサウジの石油ぶん取る大義名分できましたwww

12 :七つの海の名無しさん:2013/11/07(木) 20:06:49.75 ID:sWMZAxMC
パキスタンの核技術→北朝鮮、イラン、リビア
パキスタンの核爆弾→サウジアラビア

16 :七つの海の名無しさん:2013/11/07(木) 20:20:24.28 ID:yU1fjfHN
核って案外簡単に広まったな
冷戦時代に比べて色々と緩くなってんだな

 23 :七つの海の名無しさん:2013/11/07(木) 22:32:24.43 ID:jtsPqvh+
 >>16
 つうか米の存在が最大のネック
 北朝鮮以外にNPTに対抗して核保有に成功した国は全て米の同盟国か友好国

 米が二重基準を振りかざして友好国は何をしても見逃してきたせいで
 核拡散が止まらなくなった
 米は友好国に対しては核疑惑がある場合でも制裁どころか査察さえ要求したことがない


17 :七つの海の名無しさん:2013/11/07(木) 20:30:28.49 ID:qIqJNHXY
確実に核兵器が世界に拡散してるな。
次は何処の都市に落ちるんだろうね。
核兵器使った国は世界からフルボッコされることは間違いないだろうけどな。

18 :七つの海の名無しさん:2013/11/07(木) 20:40:11.71 ID:d4hqxf64
だからさっさと世界に9条を広めてこいって

20 :七つの海の名無しさん:2013/11/07(木) 20:56:13.79 ID:kkTak0li
とりあえず、北朝鮮と中国の核を何とかして!

13 :七つの海の名無しさん:2013/11/07(木) 20:07:23.00 ID:JKZPwgkc
中国の外堀を埋める為パキスタンもやっちゃって

21 :七つの海の名無しさん:2013/11/07(木) 21:07:45.30 ID:e+UeBfEO
すでに第3次世界大戦は始まっている。
ただ第3次世界大戦は、これまでの戦争のような戦争とは異なる。
始まりがはっきりしない戦争だ。戦争はゆっくりと燃焼しながら拡大する。

それというのも、現在のアメリカを支えている産業は、
金融と兵器産業、そしてエンターテイメントになっているからだ。
これらの産業を牛耳るグローバルエリートは、
産業が機能するためのインフラの破壊を望んでいないからだ。

15 :七つの海の名無しさん:2013/11/07(木) 20:14:21.49 ID:BSt1HLOn

元陸上自衛隊第一空挺団 (facebook)

 米政府は表向きサウジの離反を思いとどまらせようとしている。ケリー国務長官が、サウジのファイサル外相と緊急会談している。

 しかし、ケリーはたぶん単なる道化役だ。米国では「シェールの石油ガスが米国内で増産しているので、もはやサウジと組む必要はない。アルカイダを生んだサウジを大事にする必要などない。
サウジは中国でもロシアでも、好きな相手と組めば良い」といった論調がばらまかれている。

 シェールの石油ガス田の大半が、巨額投資が必要なのに数年で枯渇することは無視されている。
サウジからは今後「米国離れなんかしていない」「バンダルが勝手に言ったことだ」といったごまかし発言が出てくるかもしれないが、現実に覇権の多極化が進んでおり、サウジがそれに対応するのが自然な流れであり、ごまかし発言は目くらましだ。

 サウジは今回、シリア戦争から手を引くことも表明している。シリア反政府派は総崩れになりそうだ。
反政府派が崩れていると、アサドの交渉相手がいないので、ジュネーブでの内戦和解のための国際会議を開けず「シリア問題は膠着」などと報じられるだろう。

 しかし、国際会議など表舞台の動向と関係なく、シリア国内では、反政府派が弱まるとともにアサド政権の管轄地に戻る地域が増え、内戦が終結して安定していくだろう。

 米国に巨額資金を差し出しつつ、軍事も外交も米国頼みの対米従属だったサウジが、世界の覇権構造の転換(多極化)を受け、米国を見限る大転換をしたことは、日本にとって非常に重要な意味を持つ。

 日本は工業製品、サウジは石油という輸出品目や、政治経済の構造的な違いがあるものの、日本もサウジ同様、巨額資金を差し出しつつ軍事も外交も米国頼みの対米従属だからだ。

 最近までのサウジ同様、日本も、米国の覇権衰退を自国の積極性増加で穴埋めしようと、海外派兵を可能にする憲法改定を画策したりしている。
その行く末が、サウジのように米国にはしごを外されることにはならないとは、誰も保証できない。

6 :七つの海の名無しさん:2013/11/07(木) 19:57:48.31 ID:QhyHJ0q7
諜報活動って、やっぱ大事だよね


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