【差別ない社会へ人権集会に1000人】
「第40回県人権・部落解放研究集会」(実行委主催、読売新聞奈良支局など後援)が29日、五條市野原中の智弁学園などで、人権団体や教育の関係者ら約1000人が参加して開かれた。
川口正志・実行委員長が「今なお人権侵害が根深く存在している。差別のない社会を築きましょう」とあいさつ。
英国・インデペンデント紙記者で上智大講師のデイヴィッド・マクニールさんが「外国人特派員から見える現在の日本社会」と題して記念講演した。
マクニールさんは、日本経済について「人口減少が日本経済に大きく影響しており、移民の受け入れを検討すべきでは」と提言。
防衛問題については「世界で4番目の規模の自衛隊を軍隊と呼んだ方がいい」などと持論を語った。
午後からは、分科会や人権ゆかりの地を巡るフィールドワークも行われた。
ソース:YOMIURI ONLINE
記事元:【奈良】英紙記者「日本は移民受け入れを検討すべきでは」 差別ない社会へ 人権・部落解放集会に1000人