2013年02月

【アルゼンチン】米地裁の債権者への支払い命令を拒否 「強制されれば再編した債務がデフォルトに陥る」

1 :やるっきゃ騎士φ ★:2013/02/28(木) 14:33:11.57 ID:???
【アルゼンチン:米地裁の支払い命令拒否-デフォルト再発の恐れ】

 2月27日(ブルームバーグ):米連邦地裁がアルゼンチンに対し債務再編に応じなかった債権者に13億ドル(約1200億円)を支払うよう命じた判決について、アルゼンチン側の弁護士は連邦高裁で従わない意向を表明した。

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 アルゼンチンの弁護を担当するジョナサン・ブラックマン氏は、再編を拒否した債権者への支払いをニューヨークの連邦高裁の3人の判事から強制された場合、再編した債務がデフォルト(債務不履行)に陥ると主張した。

 2時間余りにわった口頭弁論で連邦高裁のリーナ・ラギ判事が「つまり、自国の案以外はいかなる命令にも従わないということか」と尋ねると、ブラックマン氏は「そのような命令にわれわれが自発的に従うことはない」と答えた。
弁護団のテーブルにはアルゼンチンのロレンシノ経済財務相とブドゥ副大統領同席した。

 ブラックマン氏は、再編された債務への支払いを行う際は常にデフォルト債への支払いも義務付けた連邦地裁判決について、アルゼンチンの主権を侵すものだと述べ、新たな金融危機を招きかねず、ニューヨークの連邦裁判所でのアルゼンチン債をめぐる訴訟件数は4倍に膨らむと指摘。
「われわれは政府を代表している。政府というものは自国の原則に根本的に反することを行うよう命じられることはない」と強調した。

アルゼンチン、再びデフォルトの危機に (All About)
 最近に起こったのが、2001年のデフォルト。このとき、アルゼンチンがデフォルトを宣言し、アルゼンチン国債は一旦価値のない紙切れになってしまいました。
アルゼンチン国債は日本の自治体や企業も買っていたところが多く、それらの企業は財務的に大きなダメージを受けました。

 一旦紙切れになったアルゼンチン国債を持っていた債権者には、その後アルゼンチン政府が新国債との債務交換を提案しています。

 この提案は2005年と2010年に2回行われ、アルゼンチン政府が提案した新国債は前の国債よりも70%余り価値の低いものでした。つまり、強制的な7割強の債権放棄です。債権者のうち92%程度がこの債務交換に応じたのですが、残りの8%は拒否。
その8%は主にヘッジファンドなどの投機筋だといわれていますが、これらの債権者が「このような強制的な債権放棄は違法である」と主張し、それを認めないようにする訴えをアメリカの連邦地裁に起こしたのです。

 昨年2012年10月末に、米連邦地裁は債権者側の訴えを認める判決を下しました。こうなると、アルゼンチン政府は訴えを起こした債権者に対して、国債を返済しないといけません。

 その額は13億3000万ドル(約1180億円)。アルゼンチンのGDPは2011年で4500億ドル(約40兆円)なので(日本の約10分の1)、金額的には絶対払えない額ではなさそうです。問題は、アルゼンチン政府が「絶対払わない!」という姿勢を表明していること。払わなければ、2001年に続くデフォルトとなります。

 この判決を受けて、格付け会社のフィッチはアルゼンチンの格付けを「B」から「CC」へと5段階格下げするなど、アルゼンチンの財政危機が高まっています。


ソース:Bloomberg
記事元:【裁判】アルゼンチン、米地裁の支払い命令拒否 デフォルト再発の恐れ[13/02/28]


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【イタリア総選挙】イタリア人は「正気か」? ユーロ圏再び混乱 大衆迎合主義に危機感

1 :やるっきゃ騎士φ ★:2013/02/28(木) 08:55:58.84 ID:???
【コラム:ユーロ圏再び混乱、イタリア人は「正気か」】

 イタリア人は正気なのか──。ユーロ危機の再燃を招きかねないイタリア総選挙の結果を見て、金融市場やユーロ圏各国はこう思ったに違いない。イタリアの有権者の半数以上が、2人の「コメディアン」のどちらかに投票したからだ。
1人は本物のコメディアンであり、市民団体「五つ星運動」率いるベッペ・グリッロ氏。
そしてもう1人は、イタリアを崖っぷちに追い詰めたベルルスコーニ元首相だ。両者は反ユーロを掲げるポピュリストでもある。


 だが、この「喜劇」はあっさりと「悲劇」に転じてしまう可能性もある。今回の選挙結果は、幾分昨年のギリシャにも重なるところがある。政治が膠着し、経済が縮小し、債務が膨らんでいる。
欧州委員会は先週、2013年のイタリアの国内総生産(GDP)が、昨年に続いてマイナス成長になると予測した。公的債務残高は年末までに対GDP比128%に達する見込みだという。

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ローマ市内で撮影した選挙ポスター(2013年 ロイター/Max Rossi)

 ユーロ危機は、欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が昨夏、単一通貨のユーロを守るためなら「何でもやる」と発言したことをきっかけに鎮静化の方向へと進んでいた。
しかし、この重要な時にイタリアが制御不能な状態になれば、ECBの安全網も役には立たないだろう。

 投資家はすでに神経をとがらせつつある。イタリアの10年物国債の利回りは26日午前、0.4ポイント上昇して4.7%となった。スペイン国債の利回りも、この影響を受ける形で0.2ポイント上昇し5.3%となった。ただいずれも「危険水域」とされる7%にはまだ余裕がある。

 リスクは、ベルルスコーニ氏やグリッロ氏が首相になることではない。安定した政権を誰も樹立できないということが危険なのだ。今回の選挙は3つ巴の戦いとなった。
まずベルルスコーニ氏率いる中道右派連合、グリッロ氏の「五つ星運動」、そしてベルサニ民主党党首が率いる中道左派連合だ。
ベルルスコーニ氏の失態からイタリアを救ったモンティ首相の中道連合は、緊縮政策が世論に嫌われ4位に終わった。

 イタリアの下院は、得票率が首位となった勢力に、自動的に過半数の議席が与えられる仕組みになっている。つまり、中道右派連合に僅差で勝利した中道左派連合のベルサニ氏に、まず首相となる機会が与えられることになる。

 上院と下院は同じ権限を持っているが、上院でのシステムは異なっている。今回の選挙では上院で過半数を獲得した勢力はなかった。選挙前から予想されていたことではあるが、ベルサニ氏はモンティ首相の中道連合と連立を組んでも過半数には至らない状態だ。

 では次に起こるのは何か。1つのシナリオは、ベルサニ氏とベルルスコーニ氏による左派と右派の大連立だ。しかし両者が掲げる政策は全く相入れないため、イタリアが瀬戸際まで追い込まれない限り、現実する可能性は低いだろう。また、そんな政府を一体誰が運営していくのかも見えない。
モンティ首相がこれほど大敗しなければ、中道連合との連立も自然と浮上していただろうが、首相の信頼は崩れてしまった。

 グリッロ氏はいかなる連立も組まないと明言している。したがって「五つ星運動」との連立は選択肢としては消える。一方でベルサニ氏は、ケースバイケースでグリッロ氏からの協力を得ながら政権を運営していく可能性にも触れたが、これでは極めて軟弱な政権が生まれることにもなりかねない。

 もう1つ考えられるのは、ギリシャと同じように再選挙を実施することだ。だが、互いに協力したがらない3勢力が拮抗している状態を考えれば、再選挙が実施されたからと言ってこの行き詰まりが解消されるとは限らない。

 一部の専門家は、選挙制度そのものを変えることが解決につながると指摘する。選挙制度改革が実現すれば、古びた政治階級を一掃でき、フィレンツェのマッテオ・レンツィ市長のような若手政治家や新たな政党が生まれる可能性もある。
しかし、イタリア議会では何年にもわたってこの問題について議論を重ねているが結論は出ておらず、現状ではコンセンサスに至ることは難しいだろう。

 そうこうしている間にも、投資家は自分の判断を下すことになる。ECBは無制限の国債購入を決定しているが、重要なのはイタリアがまだECBの支援をあてにできるかということだ。ECBの措置は非常に強力な特効薬ではあるが、そこには重要な但し書きがある。ECBの買い入れプログラム(OMT)の対象は、ユーロ圏諸国と改革案の合意に至った国に限るという条件だ。
安定した政府もないイタリアがそんな改革案で合意することは考えにくい。言い換えれば、ECBの安全網も完璧ではないということだ。
投資家がこうした方向で思考を働かせ始めれば、国債利回りの急上昇や国外への資本逃避は免れないだろう。危機の想定が本物の危機を呼び込みかねない。

 周辺国への悪影響は、いずれ自分の身にあだとなって返ってくることもある。
他の国にはイタリアよりも安定した政府があるが、スペインやギリシャ、フランスでさえ、経済の縮小や債務拡大、そして緊縮策への世論の反発といった共通の問題を抱えている。
景気後退が長引けば、大衆迎合主義(ポピュリズム)が台頭しやすくなる。

 もちろん市場の恐怖感が増せば、イタリア人有権者も正気に戻り、再選挙という運びとなるだろう。これは昨年のギリシャと同じである。
ただ、向こう数カ月は激しい混乱に見舞われ、良い結果が生まれるかどうかも定かではない。
(26日 ロイター)By Hugo Dixon

*筆者は「Reuters Breakingviews」のコラムニストです。本コラムは筆者の個人的見解に基づいて書かれています。


ソース:REUTERS・「Reuters Breakingviews」のコラムニスト
記事元:【コラム】ユーロ圏再び混乱、イタリア人は「正気か」[13/02/27]


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【中国】反日デモの際、破壊行為を行った男2人をいまさら起訴

1 :帰って来た仕事コナカッタ元声優 φ ★:2013/02/27(水) 23:57:03.29 ID:???
【反日デモの際、日本料理店を破壊した男2人、起訴される―広東省広州市】

 2013年2月27日、中国・広東省広州市の越秀区検察院はこのほど、先般の反日デモで破壊行為を行った男2人を起訴した。新快報が伝えた。

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 2012年9月16日、当時19歳と39歳の男2人は、反日デモに混じり越秀区にある日本レストランを破壊した。彼らにより店のガラスや床、扉など多くの物が壊され、被害総額は7万1000元(約100万円)に上ったという。

 2人はその場で身柄を確保され、国家の法律を無視し他人の財産を故意に破壊、そして公共の秩序を著しく乱したとしてこの度起訴された。(翻訳・編集/内山)


ソース:レコードチャイナ
記事元:【中国反日デモ】日本レストランを破壊した暴徒2人を起訴-広州[02/27]

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【中国】ダライラマ集団が焼身自殺事件を計画、扇動したとして5名摘発

1 :歩いていこうφ ★:2013/02/27(水) 23:36:22.41 ID:???
【ダライラマグループによる一連の焼身事件 摘発】

 甘粛省の警察は、甘粛南部で相次いだ焼身自殺事件を摘発し、主な容疑者5人を逮捕しました。この一連の事件は海外のダライラマ集団が組織し、計画、煽動したもので、3人が死亡しました。
容疑者のヤヨンダキン、サンムタン、ザシジャムツォ、タンベイジェブ、タンザンら、5人が逮捕されました。

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 ヤヨンダキン容疑者(男、21歳、四川省カンズ県大金嶺寺所属の僧侶)は、2012年7月に海外のダライラマグループの「チベット青年会」メンバーである、カンチン氏、ガンガ氏ボイス・オブ・アメリカのアナウンサーのアンド氏、記者ワルタン氏などからの指令を受け甘粛省の甘南州に入り、焼身自殺を計画しました。
仲間や対象を選び出し、約20日間で、3人が焼身自殺を図り死亡しました。

 若者ドジレンさんは、選ばれた一人で、数回にわたって扇動され、ガソリンまで手配されました。ドジレンさんは、「英雄になる時期が来た」と思い込み、10月23日に、夏河県の町で焼身自殺しました。
警察が駆けつけ救助を試みましたが、容疑者二人に妨げられ、彼を救うことができませんでした。

 3人が焼身自殺した後、容疑者らは現場に立ち入り撮影し、写真や本人の履歴、現場の状況を海外に送り民族間の憎しみを煽り立てました。

 警察は、「この行為は人の命を意図的に剥奪する重要な犯罪行為だ。取調べに全力を挙げ、法に基づいて厳しく取り締まっていく」と強調しました。


ソース:CRI online
記事元:【中国】ダライラマグループによる一連の焼身事件 摘発[02/27]


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【米・チャイナタウンになりつつあるスパニッシュ・ハーレム】 【不法移民ら数百人釈放 歳出削減に備え】

1 :帰って来た仕事コナカッタ元声優 φ ★:2013/02/27(水) 23:46:24.78 ID:???
【チャイナタウンになりつつある、かつてのスパニッシュ・ハーレム―米NY市】

 2013年2月25日、米華字メディア・美国中文網 (SINOVISION Net)によれば、米ニューヨーク市のイーストハーレムは従来、プエルトリコ系住民が多く居住する地域で「スパニッシュ・ハーレム」とも呼ばれていたが、この地域がここ10年で急速にチャイナタウン化しつつある。

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 イーストハーレムに居住する中国系住民の数は10年の間で、南部で2倍、北部で3倍にも増えており、アパートのエレベーターで聞かれる言葉の多くは中国語という状況になっている。
従来のチャイナタウンは不動産価格が吊りあがった。イーストハーレムは地下鉄1本でチャイナタウンにアクセスでき、家賃も手ごろなため、ここへ転居する中国系が増えている。

 同地区に1万5000軒も公営住宅を抱えるニューヨーク市住宅公団(NYCHA)によると、アジア系住民は過去5年で68%増加、ニューヨーク市全体でも33%増加したという。

 同時に、中国系住民を狙った凶悪犯罪も増加している。
同地区では先月、はエレベーターなどでの強盗事件が10件発生しており、被害者が全員中国系の住民だったことがわかっている。
ニューヨーク市警は、中国語の堪能な警官をチャイナタウンからイーストハーレムへ多数異動させて対応している。(翻訳・編集/岡田)


ソース:レコードチャイナ
記事元:【米国】チャイナタウンになりつつある米NY市イーストハーレム、10年で中国系住民が2倍以上に[02/27]


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